「医食同源」で幸せになる!  


中国には古くから「医食同源」の考え方があります。
意味は字が表す通り、「薬と食は源を同じくす」です。
思想そのものは中国発祥ですが、「医食同源」の言葉は日本で生まれました。
見事に言い当てている言葉なので、今では中国でも使われています。

 

 

人間の体は、食べたものからだけで出来上がっています。
手も足も脳みそも、髪の毛さえも。もっと言えば、それらを動かす命令、
その上の「意思決定」までもが、日々の食事からスタートしているのです。
私たちはこんなことを忘れて生活し、いい加減な食事をしています。
身体に必要とするものは食事からとり、普段食べているものが病気の予防にも
なるということを考え、食生活をすることが重要です

 

 

中国では薬は「飲む」ではなく、「食べる」と表現します。
豚肉も薬、魚も薬、野菜も薬、野辺の草花も薬……、という素材それぞれに
どのような効果効能があるのかという研究が進み、その薬をいかに美味しく
食べるかが中華料理の基本となっているのです。

 

 

 

「未然に病気になることを防ぐ」ことは幸せへの第一歩。
「美味しい食事」も幸せへの第一歩。
医食同源はとても大切な「幸せ」へ近づく考え方なのです。